こんにちは、鱗です。
木曜日は1週間の半分を過ぎたな、と思ってちょっと疲れが出てきます。
「今日こそは頑張らなきゃ」
「昨日の自分を取り戻さなきゃ」
そんなふうに、まだ身体も目覚めきらないうちから心だけが前のめりになってしまう――。
そういう朝は、決してあなただけではありません。
息が苦しくなるとき
誰かに言われたわけではなくても、
“頑張らなきゃ”という言葉が、いつの間にか自分の中に根づいていることがあります。
けれど本当は、頑張れない日があるのも自然なこと。
昨日の疲れが残っていたり、季節の変わり目で体調が揺れやすかったり。
それは“心が弱っている”のではなく、
あなたの身体と心が「少し休みたい」と教えてくれているサインなのです。
「昨日のままでもいい」というやさしい選択
朝の時間は、1日のリズムを整えるために大切な時間。
でも、それを“完璧に始める時間”だと思うと、心が置いてけぼりになってしまいます。
そんなときは、こうつぶやいてみてください。
- 「昨日のままでもいい」
- 「昨日の続きからでいい」
昨日のままの気持ちを連れていても、ちゃんと一歩は進んでいます。
昨日のあなたを否定しないで迎える朝は、
きっと今日という日をやさしく包んでくれるでしょう。
朝にできる、心を整える小さな習慣
“頑張らなきゃ”を手放すために、
少しずつ心をほぐす朝の習慣をつくってみましょう。
- 白湯を一口、ゆっくり飲む
- カーテンを開けて、朝の光を浴びる
- スマホを開く前に、深呼吸をひとつ
これだけでも、体のスイッチがゆっくりと切り替わっていきます。
朝を“再スタート”ではなく、“今日も続きの時間”と思えると、
少し気持ちが軽くなるはずです。
あなたのペースで
朝の調子が出ない日も、
うまく笑えない日も、
あなたがあなたでいることには変わりありません。
誰かのように早く動けなくても、
昨日の続きからゆっくり歩き出すことができたなら、
それだけで十分、素敵なことです。
どうか今日も、焦らずに。
昨日のあなたごと、まるごと抱えたまま、
やさしい朝を迎えられますように。
鱗