深呼吸を取り戻す

立ち止まることもまた勇気

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こんにちは、鱗です。
火曜日は、どうにも月曜日の続きでバタバタとしてしまう気がします。
気づけば、今日もたくさん頑張っていませんか。
誰かに頼まれたわけでもないのに、
「やらなきゃ」「しっかりしなきゃ」と心が先に動いてしまう――。

そんなあなたは、きっととても優しい人です。
周りを大切に思う気持ちがあるからこそ、無理をしてでも頑張ってしまう。

けれど、頑張りすぎる日が続くと、
心の声が小さくなってしまうことがあります。

今日は、そんなあなたに向けて。
“立ち止まる勇気”の持ち方を、静かにお届けします。


頑張りすぎる人ほど、自分の限界に気づきにくい

「まだ大丈夫」と言い聞かせながら走ってしまう。
頼まれたら断れず、気づいたら一人で抱え込んでいる。

そんな日々の中で、
本当は少しだけ疲れていることに気づいても、
「みんなも頑張っているし」と我慢してしまう。

でも、“頑張りすぎる人”ほど、
本当の限界に気づくのが一番遅いのです。

あなたが倒れるほど頑張らなくても、
ちゃんと世界は回ります。
そして、あなたが休むことで救われる人も、きっといます。

立ち止まることは、怠けることじゃない

立ち止まるという行為には、
「サボっている」「逃げている」といった罪悪感がつきまといがちです。

でも、立ち止まることは怠けることではありません。
それは“呼吸を整える時間”です。

長い道を歩くとき、途中で水を飲むのと同じ。
無理をせず一度止まることで、また歩けるようになる。

自分のペースで、深呼吸する時間を持ってください。
それが、あなたを守るための一番やさしい選択です。

「できない日」も、ちゃんと生きている日

予定通りに動けなかった日、何もやる気が出なかった日。
そんな日はつい、自分を責めてしまいますよね。

でも、「できなかった日」も、
確かに生きている一日です。

心が疲れたときに休むのは、
体が熱を出したときに眠るのと同じこと。

何もできなかったとしても、
ちゃんと今日を過ごしたあなたを、責めなくていいのです。

小さな“立ち止まり方”を見つけてみる

大きく休むことが難しいときは、
小さく立ち止まる方法を見つけてみましょう。

たとえば――

・5分だけ目を閉じて深呼吸する
・お気に入りの飲み物をゆっくり飲む
・夜、スマホを手放して静かな時間をつくる

それだけでも、心は少しずつ回復していきます。
「何もしない時間」を持つことは、
あなたが自分を大切にしている証拠です。

立ち止まる勇気が、次の一歩をやさしくする

頑張りすぎてしまう人ほど、
「止まること」に罪悪感を抱きがちです。

けれど、立ち止まることは“未来を守る行為”です。
休むことで、次に進む力が戻ってきます。

あなたの頑張りは、誰かを支えてきました。
これからは、その優しさを“自分”にも向けてあげてください。

今日だけは、無理をしなくていい日。
それでも世界は、ちゃんと優しく回っています。


止まるあなたを、責めないでください

立ち止まる勇気を持つことは、
生きる力を取り戻すことです。

「何もしない日」も、「うまくいかない日」も、
全部ふくめて、あなたの人生の一部。

焦らず、比べず、
静かに呼吸を整える時間を大切にしてください。

そしてまた歩きたくなったときに、
少しずつ前を向けばいいのです。

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