こんにちは、鱗です。
「なんだかしんどい」「理由が説明できないのに、気持ちが重い」
そんな日が続くと、自分の感情がよくわからなくなることがあります。
しかし、気持ちが読みにくいときほど、感情を“整理する”よりも“観察する”という軽いスタンスが役立ちます。
今日は感情が曖昧なときに使える「取り扱いメモ」のお話です。
なぜ気持ちがわからなくなるのか
気持ちがつかみにくくなる理由はいくつかあります。
- 情報や刺激が多すぎて、心が追いつかない
- 本音を後回しにする生活が続いている
- 疲労がたまり、判断力が落ちている
- 感情より“やること”を優先してしまう
どれか一つではなく、複合的に重なることもあります。
まずは「わからない状態のままでもOK」と認めることが、心を軽くする第一歩になります。
感情に“名前をつける”だけで整理が始まる
感情は、言葉にしないとまとまりにくい性質があります。
逆に、はっきり説明できなくても“だいたいの名前”をつけるだけで、気持ちは落ち着きやすくなります。
- うっすら不安
- なんとなく疲れている
- ちょっと悲しい
- 言葉にしづらいモヤモヤ
正確である必要はありません。
「こんな感じかも」の一言が、心の整理のきっかけになります。
3行でできる“今日のメモ”
気持ちをすべて書く必要はありません。
アフィンガー6でも読みやすいよう、シンプルな3行メモをおすすめします。
①今日いちばん疲れたこと
②今日うれしかった/マシだったこと
③今の気分を一言で
1〜2分で書けるので、毎日続ける負担もありません。
「今どんな状態か」を把握するだけで、気持ちの波が読みやすくなります。
気分が読めない日の“やり過ごし方”
気持ちがつかめない日は、無理に答えを出す必要はありません。
大切なのは、“心が落ち着くまで待つ”という考え方です。
- いつもよりゆっくり動く
- 情報を少し減らす(通知OFFなど)
- 深呼吸だけでもOK
- できなかったことより「できたこと」を1つだけ見る
気分は「整える」よりも「回復する」ほうが先。
自然と戻ってくる流れに任せてあげることも大切です。
感情の波は“自分だけのリズム”
感情には、その人ごとのリズムがあります。
天気や季節のように、毎日同じではありません。
だからこそ、
わからなくなる日があって当たり前
言葉にできない日があっても大丈夫
その前提を持っておくと、気持ちに振り回されにくくなります。
感情がわからないと不安になりますが、
観察するだけでも心は少し落ち着きます。
今日のあなたが、ほんの少しでも軽くなりますように。
鱗