終活と認知症

こんにちは、鱗です。
昨日、あれからリモコンを探したのですが、まだ見つかりません。
この辺りにあるだろうな、という場所はあるのですが、そこがまたお洋服が積みあがっており探すのか……と。お片付けは一日にしてならず、ですね。
お片付けをするのも、その後を維持するのも、とても大変です。

さて、鱗は「終活アドバイザー」を取得した後に「認知症介助士」も取得しました。
それは終活と認知症がとても密接に結びついていると思ったからです。
認知症になってからの終活よりも、認知症になるかもしれないから終活をする。
そういう理由があってもいいと思います。
病を患ってからでは対応が難しいこともあると思います。通院しながら、書類を集めに区役所へ向かう。その時に頼れる人がいればいいけれど、遠方ですぐに助けてもらうことができなければどうする?
行政書士や弁護士に依頼するにしても何かと費用はかかります。それはその時、支払うことができるのか?

2000万円貯金、という言葉をよく聞きましたが、本当に?と思っています。
何歳まで、どこで、どのように生活しているのか?
2000万円、という言葉だけを信じていませんか?
終活は終わりがありません。なので目安として「2000万円貯金」は具体的な数字でわかりやすく、目標になるのでいいことだと思います。
ただ、その数字だけを信じることは危ないのではないかな、と鱗は思っております。

リモコンが見つからないお話

こんにちは、鱗です。
寒くなってきたのでそろそろエアコンを使おうかなと思ったのですが、リモコンが見つからずに寒いままです。どこにいってしまったのか。
最近は着る毛布以外にも、フリース素材のあたたかいお洋服が増えてありがたいです。
静電気はこわいのですが毎年買い足している気がします。

さて、少し前にお話した断捨離。
捨てた後にも自分は生きているので、お片付けも必要になります。
例えば、鱗が無くしているリモコンのように、他の物に紛れやすい物は特に。
そういう物には「君の帰る場所はここだよ」と置き場所を決めるといいそうですね。
冷凍食品を冷凍庫へ入れるように、ここに置く、と決めてその約束を守ることが大事だと。
そうしておけば、リモコンはなくなりませんし、もしその約束を守れなくなり始めたら自分のことを疑えるようになります。

これから先、忘れることが増えると思います。
覚えていられることにも限界はあります。
もし自分のことが信じられなくなったら、エンディングノートにも書いてみてください。
いつから忘れ始めた?今日は覚えている?
心配が増えた時に、その情報はとても大切なものになります。

継続は力なりというお話

こんにちは、鱗です。
急に冷え込んだのでいろいろと間に合っていません。
コートはもう少し先かな、と思っていたらもうすぐそこまで来ていたのですね。
今年もお風呂が、温度差で痛みを与えてきます。

さて、つらつらと終活について週4回、かわいい植物について週1回。
なんやかんやと書き綴ってそろそろひと月です。
慣れないことだらけでTwitterとInstagramはこちらがお休みのときに。
毎日終わるための活動は詮無いではないですか。
鱗も時々はお外に出ますしね。
いやぁ、船はいい。あの大きな体が海に浮いているのもいい。
帆が張ってあるときには見えづらかった沢山のロープたちも愛おしい。
骨格標本のような、本質のような、あの姿がとてもいい。
また海に行きたいですね。今は息を吸うのも嫌になるほど寒いですが。

エンディングノートをちょっとずつ書きながら、やりたいことが見つかります。
例えば、また海に行きたい、もそうですね。
そうして、来月忘れてもノートを見れば思い出せます。そういえば、と。
継続は力なり、とはいいますが継続するのも力がいります。
いつか忘れたころにエンディングノートを見て、そういえば、と思っていただくのもいいではありませんか。
終わることだけを考えて、終わるためだけのエンディングノートはさみしい。
そこに少しくらい、言えなかったことやできなかったことを書いてもいいではありませんか。

エンディングノートに正しいも間違いもありません。そのノートに法的効力はありません。
思いつめて書いていた最初の頃を、今ではすこし愛おしく思います。
文字が固くて、自分の書いた字とは思えないほどきちんと並んでいます。
最初と書いていたことが変わっていることもたくさんあります。変わらないこともあります。
それでいい、とエンディングノートにだけは言えるようになりたいですね。

3億円お譲りします

こんにちは、鱗です。
最近、3億円お譲りします、というメールが毎日のように届きます。
もちろん一度もお譲りされません。
譲られる理由も相手にも心当たりがないので、期待せずに迷惑メール処理します。

さて、詐欺の手口にもなっている「訪問販売詐欺」のお話。
電話がかかってきます。例えば区役所や警察署、裁判所や弁護士などを名乗ります。
そうして「肩書のある相手」からの「大変な話」を急に聞くと焦りますよね。
でも今から事情を説明しに行く、あるいは解決するために一度お会いしませんかと言われると、ああこの人に頼れば大丈夫だな、と安心しませんか?

この時、ぜひ相手の指定した日時から少なくとも3日以上延期してください。
それでも訪問して助けてくれるという相手は信じられるかもしれません。なので、信用できるご家族もしくはご近所の方でも構いませんので同席してもらって、三者面談にしてください。
相手の都合に合わせる必要はないのです。一度電話を切って、区役所や警察署に電話をかけてきた相手は本当にその課に在籍しているか、先ほど電話をしてきたが内容をもう一度教えてほしいと聞いてみてください。
いくら急いでいるとはいえ、在籍確認をする時間くらいはあるはずです。
もし本当に在籍していたなら、人間違えや番号間違えで電話をしてしまうこともあります。
相手も人間ですから。そこは、人違いです、と本来連絡が行くべき相手へ届けてください。

家に来る、というご自身の領域に踏み入られる恐怖はあると思います。
そんなときこそ、自分だけではなく第三者の同席をおすすめします。
そしてICレコーダーで内容を録音することも忘れずに。

家を片付ける前のたのしみ

こんにちは、鱗です。
昨日の運転免許証とあわせて、運転しない生活、を考えることが多い今日この頃です。
駅から近いと交通は便利ですが家賃は高い。
家賃はお手頃でも周りにある程度のお店が揃っていないと通販頼りになる。
収入と支出のバランスは今までと同じではいられないので、どこを削るか。
終活だけではなく、今の生活もお片付けを考えなければならないのかもしれませんね。

先日、ずっと手元に置いていた本を手放しました。
新刊が出ないまま数年が過ぎ、読み返すこともないのですが、思い出だけで持っていました。
いつだったかの燃えるゴミの日に、違う本なのですが、本が捨ててあって。
あぁ、本って手放せるんだ。と。
今、180cmの高さで横幅が2mくらいある本棚があるのですが、いつかこの本棚を手放したいなと思っています。そのためには、本棚を別に新調するか本の数を減らすか。
紙の本が好きなので手放したらもう出会えないのではないかなと、こわさもあります。

例えばある程度の広さのあるお家に老後も済むことができれば、本は最期まで一緒にいられると思います。しかし、そのためには家賃がどれくらいかかるか。どれくらいの間取りか。
そして一番厄介なのは、手放した本以上の本をお迎えしているということ。
電子書籍も便利だなと思います。寝転がったまま本が読める、片手で読める。
それでも鱗は紙の本が好きで、ビニールを開封する瞬間のときめきがたまらないのです。

引っ越しは体力も使うので、動けるうちにと思います。
お庭があったら庭いじりもしたくなりますしね。ガジュマルを鉢から出してお庭に植えるのもいいですね。
たのしみが多すぎて片付けがなかなか進みません。

運転免許証のお話

こんにちは、鱗です。
みなさんは身元証明書って何を使っていますか?
顔写真入りと言われると、真っ先に運転免許証を取り出しています。
でもそれがなくなったら?身元証明ができない?とたまに思います。
今日はそんなお話です。

「申請による運転免許証の取消し手続き」と聞くと、免許証を取消し?とちょっとややこしく感じるので「自主返納」などわかりやすく統一してほしいなぁと思います。
運転免許証を自主返納した方は、運転経歴証明書、という顔写真入りの身元証明書としても使用できるものが取得できます。有効期限は無期限なので、身元証明書がなくなってしまうという不安は解消できます。
交付には手数料がかかりますが、タクシーやバスの運賃割引や百貨店の宅配料金の割引など、各都道府県や自治体や地域で異なりますが特典もあります。
バスの本数が少ない地域ではどうしても車がなければ買い物などが不便だと思います。
タクシーを呼んだとしてもすぐに手配してもらえないこともあります。
すぐに決めなくとも、最寄りの警察署や運転免許センターで特典内容を確認してから返納することもおすすめです。
不安なことを少しでも減らしてから返納してください。

仕事や生活に与える影響が大きな運転免許証だからこそ、はやめになくなったときのことを考えることが大切ではないかなと思います。

あなたを支える相手

こんにちは、鱗です。
鱗には大切にしているガジュマルとポトスがいるのですが、自分の死後もこの子たちは生きていくんだろうな、と思うと大変な子をお迎えしてしまったな、と長生きしようと思わせてくれます。
今日はそんな、あなたを支える人間以外の存在についてのお話です。

在宅勤務などでペットを飼う方が増えたというのはよく聞くお話です。
そうしてペット保険などを使ってもペットの医療費は高いので、手放すしかできない、ということも聞きます。
お互い、悲しい思いが最後に残ってしまうのは話を聞くだけでもつらいです。
鱗も何度も生き物の最期を看取ったので、その後のペットロスも経験しました。
支えてくれる存在ですが、金銭的にも精神的にも負担になる部分は少なからずあります。

そのため、一人暮らしでペットを飼っている方にはエンディングノートにそのことも書き留めておいていただきたいです。名前、生年月日、性別、病歴など。
自分がいなくなった後、今まで支えてくれた存在が苦労しないように。
引き取ってくれる人や、団体を探しておいていただきたいなと思います。
遺言書を作成する場合には、財産分与を引き取り手や団体を指定しなければエンディングノートに法的効力はないので確かに渡せるとは限りません。

便利なエンディングノートですが、遺言書とは異なります。
遺言書さえあればいいだろう、エンディングノートさえあればいいだろう、とはいかないのが煩わしいかと思います。
それでもあなたを支えてくれる大切な相手へ、確かに渡してほしいと思います。

断捨離報告

こんにちは、鱗です。
こうしてお話しつつも、自分の終活もしています。
なので今日は、最近鱗が捨てたものをお話しようかなと。

まずは、アガベシロップと蜂蜜です。
捨てたというよりは、正しくは買い足していない手放したものです。
この時期にミルクティーを作るときに入れていたのですが、いいかなーと思って。
豆乳で作っているので味も濃く、紅茶もしっかりと香るのでおいしくいただいています。

次に醬油さしです。
鱗はミルクティー以外を作らないので、そもそも醤油を持っていません。
ということは、醤油さしは使わないのです。なので捨てました。
お刺身やお寿司を食べるときに刺身醬油が付いていなかったら…悲しいですね。
ちなみに、塩以外の調味料もありません。お料理のさしすせそ…。

こうして、使わないものや持っていても仕方のないもの、やめてみたら以外となくてもいいなと思うものが発見できました。
蜂蜜とアガベシロップ、どっちが痩せる?とか一時期とても考えていましたが、そもそも甘味は他でも摂取しているなと。ミルクティーがおいしければそれでいいのです。
お洋服は魔境なのでまだ手を付けていませんが、そろそろ断捨離したいですよね。

捨てられないもの

こんにちは、鱗です。
この時期になるとミルクパンで豆乳をあたためてミルクティーを作るのですが、今年は沢山の茶葉があるので今日はどれを飲もうかなとたのしく迷っています。
その日によって欲しくなる味が違うので、迷えるのはとてもいいことだと思っています。

さて、断捨離の最中に捨てられないものが出てくると思います。
それは他人からすればどうでもいいような、紙袋だったり、包装紙だったりするかもしれません。ですが、何となく捨てられない、捨てたくない、心配になる、不安になる。
それはそれでいいのです。無理に捨てる必要はありません。
エンディングノートの捨てられないものにそれを書き留めるだけでいいのです。
断捨離は苦しくなるためにすることではありません。不安になるためでもありません。
今はまだ手放せないそのデパートの包装紙も、お菓子が入っていた紙袋も、大切に持っていてください。
ある日ふと捨てるかもしれませんし、捨てないまま他界するかもしれません。
棺に入れてほしいと思ったときにはエンディングノートに書き留めてください。
そうでなければ、あなたの代わりに断捨離してくれますよ。

エンディングノートも断捨離も苦しくなるためにすることではない、ということを忘れないでくださいね。

次への準備

こんにちは、鱗です。
なんやかんやで昨日お年賀を買いに行けました。最近の年賀状はキラキラしていますね。
そうしてあとはお歳暮を選ぶという、とてもたのしく重要なイベントがあります。
小さなお子さんがいるお家だからお酒だけだとお子さんはつまらないだろうなぁとか、最近は食用油の値上がりを聞くからオリーブオイルとかの詰め合わせのほうがいいのかなとか。
今年も一年ありがとうございました、の気持ちを詰め込めるだけ詰め込みたいですね。

さて、エンディングノートですきときらいの輪郭は見えてきたでしょうか。
次は断捨離です。時期的にも大掃除で断捨離に興味を持つ方が増えているかと思います。
服だけではなく、本や食器、スマホのデータ、お片付けをする場所はきりがないですね。
なので、今日はお洋服、今日は本、今日はスマホのデータ、と今日のお片付けスペースを決めて進めていくこともいいのではなかなと思います。
もちろん、机の上、この箪笥の中だけ、などもっと細かく分けてもいいと思います。
片付けを始める、やりきる、片付けられた達成感の3つを大切にしてほしいです。
身軽になったな、と。すっきりしたな、と。義務感ではない断捨離をたのしんでほしいです。

鱗はお洋服の断捨離をやりきった時にとても達成感を得ています。
そして同じ柄で同じサイズの同じ型のお洋服を見つけて今年もやってしまったなと。
次こそは同じ服を買わないぞと、来年の抱負を改めて決める今日この頃です。