誰のため

こんにちは、鱗です。
ずいぶん冷え込んできましたがいかがお過ごしでしょうか。
鱗は布団から出たくないので、着る毛布が手放せません。
布団から出ないために布団を着る、という発想。とても感謝しています。

さて、本日はそもそも終活とは誰のためにするのか、です。
エンディングノートを書くこと、断捨離をすること、生前に死後の希望を明確にすること。
まずは自分のためです。立つ鳥跡を濁さず、です。
その次に相手のためです。大切な人へ、遺したいものを渡すためです。
自分の死後を考えるなんて詮無い、と思われるかもしれません。
ですがそれでも時間は続き、遺された方は大切な人がいなくなった世界を過ごすのです。
自分のためでもあり、大切な人のための終活でもあります。

エンディングノートには法的効力はありません。
そのため確実に大切な人へ、大切なものを渡すためには遺書を別途残す必要があるということを、終活をしながら学びました。
遺書にしても、自筆証書遺言と公正証書遺言という二種類があり、どちらにもいいところ難儀なところがあるということを学びました。
エンディングノートから終活へと興味が移り、今に至ります。
大切な人へ、確実に渡せるように準備すること。
学校では教えてくれなかったこと。9年では到底時間が足りないこと。
残りの時間の中で、どれだけ思い残すことを減らせるか。

ゆっくりと日々を過ごしながら、鱗は今日も日記を綴るようにエンディングノートを書き直しています。
自分のためと言いつつ、その先には自分の為に大切な人へ、と思っています。